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腎臓の働き 様々な腎臓病 ネフローゼ症候群 学校検尿について お母さん、お父さんへ





近年、疾病のため長期欠席(年50日以上)している学童をみますと、腎炎・ネフローゼ症候群、心疾患、気管支喘息などの慢性疾患が大半を占めています。
特に腎臓病による長期欠席者が多く、毎年約8000人余の児童が長期欠席を余儀なくされています。
腎臓病の多くは、病気がかなり進行しないと自覚症状が出現しません。また、治るのも早いが悪くなるのも早いのが小児期の腎臓病の特徴です。
早期発見・早期治療のために、年1回の定期的な学校検尿はとても重要なのです。





地区によって異なりますが、福岡市の場合、1次検査で蛋白、糖、潜血、白血球反応を調べます。

これらの検査での陽性者は、①血尿のみ、②蛋白尿のみ、③血尿と蛋白尿と両方がある、④白血球尿、⑤糖尿、などに分けられます。
どの項目の陽性者も、全員が病気というわけではありません。専門の医療機関での精密検査を受けて頂く必要があります。


蛋白尿のみの陽性者の中には、病気ではない蛋白尿があります。その代表的なものに、体位性蛋白尿があります。
体位性蛋白尿とは、安静時の尿は陰性で、起立歩行で蛋白が出現し、再び安静状態にすると陰性になるというもので、なぜそのようになるかは、まだ解明されていませんが、思春期を迎えると自然に出なくなります。
早朝尿を採り忘れたため、学校で採尿したなど、採尿方法の不徹底により陽性反応が出てしまった事例が、病的蛋白尿より多くなっています。
血尿のみ
血尿の原因疾患は多彩で、腎臓から尿道までの全疾患でみられ、時には血液の病気で血尿がでることもあります。
血尿は出血部位により、糸球体性血尿と、非糸球体性血尿にある程度わけることができます。
前者は、糸球体腎炎によるもので、後者は腎から尿道までの全尿路の泌尿器科的疾患によるものと考えられます。
蛋白尿のみ
蛋白尿は糸球体腎炎・ネフローゼ症候群などによる病的蛋白尿と、生理的な蛋白尿に分けられます。
生理的蛋白尿には、体位性蛋白尿や、熱性蛋白尿、運動後蛋白尿などがあり、いずれも一過性の蛋白尿です。
血尿と蛋白尿が同時にみられる
ほとんどの場合が、糸球体を主な障害部位とする腎炎が考えられます。
出血性膀胱炎などでも血尿と蛋白尿がみられますが、この時は膀胱刺激症状が著名で、尿所見も1~2週間で改善します。
白血球尿
尿路感染症が考えられます。
糖尿
糖尿病とみられますが、腎性糖尿や尿細管疾患、ステロイドホルモン内服時などにもみられることがあります。





前述したように、正しい採尿を行わなかったために、陽性反応が出て、余計な精密検査(私費)を行わなければならない事がありますので、正しい検査結果を得るために、以下の注意を守ってください。

①検査前日は1時間ほど安静にした後、就寝直前に必ず排尿する。

②起床したら、まっさきにトイレに行き、少し排尿し、その後の中間尿を採取する。